

トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 100年先も愛されるデザイン住宅
2025.11.30
業界随一のグッドデザイン賞受賞数を誇るミサワホームが、2025年度も3点の受賞を果たした。同社の受賞実績は36年連続、計176点となった。グッドデザイン賞とは、日本で唯一の総合的なデザインの評価・推奨制度。単に見た目の美しさを競うのではなく、社会の課題解決や、よりよい未来に貢献するデザインを表彰するものだ。今回のミサワホームの受賞作も、その視点がしっかりと評価されたと言える。
今回は、企画住宅「SMARTSTYLERoomie」の2つのタイプが受賞。この商品は、高性能な住まいを手の届きやすい価格帯で実現しながら、子どもの安全な成長環境や、人・地域・自然とのつながりといった、現代から失われつつある価値をもたらす空間を設計。さらには、すぐれた環境性能や、さまざまな工夫、提案を企画住宅に盛り込み普及化させることで、社会課題の解決とともに、よりよい未来にするための住まいづくりをめざしている。
そして、もう一つの受賞作が「丸太打設軟弱地盤対策&カーボンストック工法」。地球温暖化ガスの排出量削減につながる「木」を利用することで、気候変動緩和や森林事業再生などの社会問題の解決に貢献しながら、軟弱地盤対策を実現するというものだ。
自然や地域とのふれあいが減少する現代において建築と外構を一体化した大屋根の住まい。高い塀や門扉でアプローチを内包した"まもられたそと"により暮らしを外へ導く。
犯罪不安やデジタル化の進行で、子どもが外で過ごす機会や自然や地域とのふれあいが失われつつある。この住まいは、子どもが安心して外遊びできる中庭を提案。自然とのつながりや見守りあう関係性を地域に育むことをめざした。
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大収納空間「蔵」®※は思い出の品やこだわりの趣味のモノなどをたっぷりしまえ、家族の歴史を紡ぐ。大切にとっておいてまた使うことができる「捨てない暮らし」を実現。
世代を超えて住み継げる高性能な住まいを適正価格で実現。上下に連続する5層のスキップフロアデザインや大収納空間「蔵」、など、時代を越えてニーズをかなえ続ける普遍的でフレキシブルな住まい。
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丸太を軟弱な地盤に打設し、丸太と地盤の力の組み合わせで建築物への支持力を高めた地盤改良工法。地盤改良効果を維持させながら、丸太に閉じ込められた炭素を半永久的に地中に貯蔵できる。建替え時には、丸太を引き抜くことなく再利用可能。コストや省エネ性にすぐれた、持続可能な建設技術だ。
(画像右下)地盤と丸太で支える「複合地盤」の概略図。地下水位以深では酸素が不足しているため丸太が腐朽せず、炭素を半永久的に閉じ込めておくことができる。
※大収納空間「蔵」は、ミサワホーム株式会社の登録商標です。