高品質な資材調達から生産・施工まで、
住まいづくり全体を通して環境に配慮しています。
高品質な資材調達から生産・施工まで、住まいづくり全体を通して環境に配慮しています。
安全で快適な暮らしを実現するため、住まいづくりには木材をはじめ膨大な資源が使用されます。住宅産業の環境への責任は重大です。
ミサワホームでは企業活動そのものを環境保全活動とするべく、工場生産から輸送、現場施工に至るまで、あらゆる段階で工夫を重ね、環境負荷の低減に取り組んでいます。1997年の「新・環境宣言」を柱に、1998年からの3ヵ年計画、2001年・2006年・2011年からの3期の5ヵ年計画を経て、2016〜2020年度の環境5ヵ年活動計画「SUSTAINABLE2020」を策定。
グループ一丸でさらなる環境活動を展開しています。また、環境マネジメントシステムの継続的改善を求める国際規格ISO14001は、グループの生産拠点で取得済み。さらにミサワホーム全工場で2008年、施工現場で2010年、生産過程における廃棄物リサイクル率100%とするゼロ・エミッションを完了しました。
ミサワホームでは、高品質な木材を世界中から厳選して調達しています。森林の計画的な管理を進めている環境先進国・フィンランドには、自社工場「ミサワホーム・フィンランド工場」を構え、計画植林・計画伐採によって得られた丸太をムダなく活用しています。製材過程で発生した樹脂やオガクズを、隣接する火力発電所へ直送。そこで生まれたエネルギーを利用して、木材を人工乾燥しています。また製材過程で発生した木片はチップ化し、パルプの原料として再利用するなど、貴重な森林資源の有効活用を実践。調達、製材、加工から住まいの完成まで一貫して手がける独自の体制を推進しています。
全国のミサワホーム工場では、独自のMPS (MISAWA Product System) を導入し、生産効率と品質向上を図りながら省エネルギーを推進しています。また、工場生産率を高めることで施工現場での工程を短縮し、現場から出るゴミの削減にも大きな効果を上げています。
関東エリアの1都7県を対象とした「広域認定制度」の認定を2009年に取得し、千葉県野田市に「関東資源循環センター」を設立。「広域認定制度」とは、複数の都道府県にまたがり、産業廃棄物を回収、処理することを環境省が製造メーカーに許可する廃棄物処理法の特例制度。廃棄物の広域処理に関して一定の基準に達していることを条件として、環境大臣に認定されるものです。
国際標準化機構(ISO)にて制定された、環境マネジメントシステムについての国際規格。この規格に適合した活動を行う組織は、第三者機関の審査を受けて認証を取得することができる。
「sustainable」は「持続可能な」という意味。環境保全の観点から、住まいづくりにおいても環境負荷を低減し、住まいそのものも長持ちさせる取り組みが求められている。
企業や団体などが環境保全のために、廃棄物排出ゼロを目指す活動のこと。
※1 敷地条件により、サブアッシを行わない場合があります。