トップ - HomeClub特集 / ライフスタイルを考える / 住まいのイメージをふくらませる - 見せる収納と隠す収納で適材適所の使い勝手が大切
2021.05.11
キッチンの機能性や動線計画に加え、収納の使いやすさも、キッチンの作業効率を高めるための大切な要素だ。上手な収納のコツの一つは「分散収納」。使用頻度の高い調理器具などはすぐに取り出せる場所に収納し、あまり使わないモノは分けて収納しておく。同じ種類の調理器具をまとめておけば、さらに使いやすくなる。分散収納の一つとしておすすめしたいのは、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けること。たとえば、キッチンの壁面に飾るように並べられた調理器具は、「見せる収納」の代表的なものだ。使いたいときにすぐに使えるだけでなく、センスよく並べれば、空間を彩るおしゃれなインテリアになる。お気に入りのモノに囲まれたキッチンは、写真「映え」するため、SNSにアップするといった楽しみも味わえる。季節ごとに調理器具などの位置を替えるのも楽しい。対面のコミュニケーションを控え、オンラインのつながりが活発な昨今、こうした楽しみは、人と人とのつながりを育んでくれる大切な機会の一つにもなる。一方の「隠す収納」も、やはり美しさにこだわりたい。おすすめは造り付けの収納だ。色や素材が空間と一体化する造り付け収納は、モノを隠せるだけでなく、空間全体がすっきりとして、見せる収納の美しさをさらに際立たせてくれる。急な来客がある際にも、さっと扉で隠せるため、生活感をシャットアウトできる。ちなみにミサワホームでは、色や素材、サイズなどを空間とコーディネイトできるオリジナルのカウンターや収納も多彩に用意している。独自の大収納空間「蔵」を合わせて活用すれば、空間の美しさを損なうことなく、大容量の収納が可能になり、常温保存できる野菜などの置き場所としても使えてとても便利だ。
見せる収納
調理用具をあえて見せる収納にすることで、
使いやすさと見た目の美しさを両立することができる。
隠す収納
使う機会の少ない食器やゲストに見せたくないモノは、扉のある収納で隠すのがベスト。扉を、壁面と一体化すれば、空間はいつもすっきり美しい。
大収納空間「蔵」※と連動
キッチンの近くに大収納空間「蔵」を設ければ、収納力はさらにアップ。食品だけでなく、買い置きしている大量の日用品なども収納できて便利だ。
※「蔵」は居室として使用できません。