

トップ - HomeClub特集 - 地震の揺れにも耐え 在宅避難を実現した築17年の住まい
2026.01.16
「地震の揺れは強く長く続いて、家族の無事を確認後、外へ出てみると、周囲の建物は半壊あるいは全壊という状態でした」と2024年の能登半島地震を語るMさま。Mさまの住まいが建てられたのは2007年3月の能登半島地震後のこと。当時暮らしていた平屋は、基礎から建物までかなりの被害を受けた。「冬が来て大雪にでもなったら大変だと思い、建替えを決意しました。ミサワホームが地震に強いのは知っていたので、『とにかく強い家が早く欲しい』とお願いし、その年の12月には建てていただきました」そして今回再び被災したが、建物はほぼ無傷。断水は起こったものの電気が通っていたため、「オール電化の自宅は在宅避難をするには十分だった」と振り返る。
漆職人として自宅で仕事をしているご主人は、在宅避難により、早くも4月には仕事を再開。それでも6月に水道が復旧するまでは、給水所へ通う毎日だった。「感心したのは、寒い季節でも室内が暖かいこと。断熱性と気密性の高さを実感しました。家族も健康を損なうことなく、元気に過ごしているのが何よりです」最後に在宅避難に備えるポイントをお聞きした。「やはり『水』に尽きます。飲料水や生活用水をどう確保するのかは、考えておいたほうがいいですね。トイレは凝固剤などがあればなんとかなるし、ウェットティッシュも入浴できないときに助かります。ときが過ぎると忘れがちですが、『備えあれば憂いなし』。そしてまずは『強い家』です」
(左)建物の奥には以前の建物の一部があり、ここは半壊状態に。
(右)周囲の被害も著しく、多くが解体されて更地になっている。
北陸ミサワホーム株式会社 船﨑 利行
2007年の震災の際、復興を促す独自の企画住宅をご提案しました。今回は建物自体の損傷はほとんどなかったのですが、下水道設備に損壊が発生しました。その後広縁に浴室を設置し、早めに在宅避難生活をサポートできました。