「彩」とは、日々の暮らしを豊かに彩る趣味。たとえば楽器の演奏やお気に入りのオーディオで
音楽を楽しむこと。そんな趣味には、音が心地よく広がる高天井の空間が最適だ。
「好き」を詰め込んだお気に入り空間で、思う存分、趣味の時間を楽しむ暮らしは、
仕事や家事のストレスも解消でき、人生がもっと豊かなものになるはずだ。
住まいに自分スタイルの遊び心を取り入れて楽しんでいるお住まいを紹介する。
二世帯住宅で親子が同居しているなど一定の要件を満たすと、相続税の額が抑えられる小規模宅地等の特例。どこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。では、居住していた住まいを建て替え中に思わぬ相続が起こった場合でも適用できるのでしょうか。
[愛媛県 Cさま邸] 3人のお子さまを育てながら、生活感の漂わない美しい暮らしを実現されたCさまご夫妻。天井高約3mの伸びやかなリビングは高い窓からも光が差し込み、明るさも心地よさも満点。ウォールナットの板張り天井が外の深い軒天と連続し、内と外の一体感を生み出しています。リビングの一角に収めたピアノもシックなインテリアにマッチ。お誕生日にはピアノ演奏に合わせてみんなでバースデーソングを歌い、ホームパーティーを楽しまれるそうです。 お子さまたちは個室にこもらず、ダイニングとつながる小部屋や窓辺のカウンターで勉強。「キッチンにいながら子どもの様子を見守れるのがいいですね」と奥さまは語ります。常にすっきりと片づいた暮らしの秘密は、シューズクロゼットのファミリーロッカーにありました。ご家族それぞれの持ち物を個別にしまえる棚を設けて、自分の持ち物は自分で収納。スポーツや習い事の道具もここにしまっています。「帰宅後は脱いだ上着をハンガーパイプに掛けて、ランドセルやカバンを置いてからリビングに入るので、くつろぎの場が散らかりません。子どもたちに自立心が芽生え、自分でお片づけをする習慣が自然に身につきました」と笑顔のCさま。 共働きでお忙しいご夫妻は、洗濯家事の効率もアップ。室内干しのできる乾燥機付きのランドリールームを設けて、夜間に洗濯物を乾かせるようにしています。「片づけも家事もラクだから、子育てにもゆとりがうまれました。住んで2年経ちますが、何ひとつ不満がありません」とCさまの顔がほころびました。
4年連続、幸福度ランキング世界1位のフィンランド。その暮らしのスタイルについて「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」の著者の堀内さんにインタビューした
多くの人が抱える収納の悩みや、片づかない理由は何か。そして、上手な収納のコツとは。
いつまでも美しく暮らせる住まいづくりを提案している一級建築士・水越美枝子さんにうかがった。
「収納スペースが足りない」「がんばっているのに片づかない」「家族が片づけてくれない」など
収納の悩みは人それぞれ。けれど、それらの悩みは、実は同じ原因に基づくものであることが多い。
そうした悩みを解消するための第一歩は、収納のセオリーを理解して収納計画を立てることだ。
玄関やキッチン、水廻り、リビングなど、家族みんなで使う場所は、特に散らかりやすい。
けれどしっかりと収納計画を立てておけば、家族みんなが片づけやすい空間になる。
それぞれの空間でのセオリーを踏まえた収納計画について、その具体例を見ていこう。
キッチンや水廻りも、セオリーを踏まえた収納計画が大きな効果を発揮する場所だ。
きれいに片づけられるだけでなく、動線を考えた収納計画によって家事がスムーズになり、家事時間も
短縮できるから、収納計画をしっかり立てることで暮らしやすさを大幅に良くすることができる。
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