トップ - 住まいのイメージをふくらませる
高さという視覚情報は、さまざまな「心地よさ」をもたらす。
たとえば、空間の高さに変化をつけるのもいいだろう。
大開口のリビングは、外の自然とのつながりが深くなり、
鳥のさえずりや、風にそよぐ木の葉の音などが身近に感じられる。
手や足で触れる機会の多い部分は、触り心地も大事にして素材を選びたい。
近年では、素材感を活かした木や、ソフトな触り心地のファブリックなど、質感が楽しめる素材が人気だ。
趣味に合わせて収納方法を考えることで、楽しみと実用性を兼ねたインテリアになります。
今回はそのポイントをご紹介しましょう。
[東京都 Kさま邸] 車が好きでガレージハウスに憧れていたというKさま。お義母さまとの同居を機に、1階を親世帯とビルトインガレージ、2階を子世帯にした二世帯住宅を新築し、夢を実現されました。 購入された土地は道路に接する間口が狭く、通路の奥に敷地が広がる旗竿地でした。その形状を逆手に活かした斬新なファサードが印象的です。奥まった敷地に中庭を抱くようにL字型に建物をつくり、道路から見える手前の位置にブリッジ状に建物を架けて、お住まいの「顔」に仕立てています。道路から見ると、まるでブラウンの箱が浮いているかのよう。ブリッジの下をくぐると、ヨーロッパの石畳を思わせる広場のような中庭が現れ、ビルトインガレージへとつながります。 Kさまの寝室と書斎をガレージの続きに配置したのもこだわりのポイントです。「気軽にガレージに出てメンテナンスができるので、愛車とふれ合う時間が増えました。書斎でテレワークや読書をし、夜はベッドからダウンライトで照らされた愛車を眺めるのが喜びですね」とKさま。 一方、茶道をたしなむ奥さまの憧れを形にしたのがブリッジに設けた離れ感覚の茶室です。水屋やにじり口も備えた本格的なしつらえで、「いつか友人を招いてお茶会を開きたいですね」とにっこり。 2階に広がるLDKはご家族みんなが集まる団らんの場。床付近まであるワイドな窓から光がふんだんに差し込み、木目の勾配天井が落ち着きを醸し出しています。 「明るさも心地よさも満点。窓から中庭を見下ろせるのも気持ちが良くて」とKさまの笑顔がはじけました。
キッチンのプロの使い手である料理研究家は、どんなキッチンを使っているのだろう。
近藤幸子さんのご自宅にお邪魔して、愛用するキッチンへのこだわりについて、お話をうかがった。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、著しく長くなっているのが家族の在宅時間だ。
自宅で食事をする機会も増え、毎日の暮らしにとってキッチンの役割はさらに重要になったといえる。
キッチンへの要望やトレンドなどは、どのように変化しているのかを探ってみた。
キッチンは、料理を通して家族の健康を守る役割はもちろんのこと、
暮らしを豊かにし、ライフスタイルを充実させるうえでもきわめて大切な要素だ。
ミサワホームの提案を通して、これからの時代に求められるキッチンのあり方を考えてみる。
キッチンは、その機能性に加え、
家事動線も合わせて計画すれば、さらに使いやすくなる。
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