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インテリアのなかでも大切にしたいのが、
目線の着地場所となるフォーカルポイントです。今回は、そのつくり方について紹介します。
[千葉県 Mさま邸]自然災害が多発していることから、より安全で安心できる住まいをつくりたい。
そんな願いをZEHによって叶えたMさま邸を訪ね、お話をうかがった。
空間をより広く、明るく見せることは、インテリアではコーディネイトの基本。
今回は、心理効果を使ったそのポイントをご紹介します。
[東京都 Nさま邸] 住宅街の角地で存在感を放つ、風格ある佇まいのNさま邸。2階に広がる天井高3mのLDKは、プライバシーを守りながらも、光や風、景色までも上手に取り入れられていて、都心とは思えないのどかでゆったりとした時間が流れています。 大きな窓でリビングとつながるバルコニーはアウトドアの憩いの場。「高い壁で囲われているので、外からの視線を気にせずに過ごせるのがいいですね。隣接する神社の緑や青空を眺めてくつろいでいると気持ちが良くて。気候の良い時期には、ここで自然を感じながら食事を楽しんでいます」と笑顔のNさま。 リビングと対面するキッチンは、奥さまのお気に入りのアクセントタイルや観葉植物のハンギングでカフェ風のスタイルに演出されています。キッチンに立つとバルコニーまで見渡せて、開放的な気分になれるそう。ダイニングの壁側に設けたPCカウンターは奥さまのワークスペース。「キッチンと近いので使い勝手が良く、テレワークでも活躍しています」とのこと。一方、音楽好きのNさまは1階に書斎をつくり、大量のCDやレコードを置いて趣味の時間を満喫されています。家事のしやすさにも配慮。洗面室の続きに室内干しができるランドリールームを設け、アイロン掛けから収納までここで完結できるようにしました。また、愛犬のシャンプーや散歩帰りの足が洗えるよう、玄関ホールの裏側に洗面台とシャワーブースを設置。「帰宅後、すぐに手洗いができるので家族も重宝しています」とNさま。コロナ禍でもストレスのない暮らしに大満足されています。
[神奈川県 Oさま邸] 黒を基調にした外壁でシンプルにデザインしたスクエアな外観が、お洒落な倉庫を彷彿とさせるOさまのお住まい。 大空間のLDKは天井高が3・5mもあり、開放感いっぱい。さらに玄関ホールとガラス扉で間仕切りして視線を通し、いっそうの広がりを生み出しています。大収納空間「蔵」の上に設けた奥さまの仕事場がリビングとオープンにつながる間取りもご夫妻のお気に入りです。アンティークレンガ調のタイル壁やヴィンテージ感のあるオーク材のフローリングが、SOHOを思わせる立体的な空間の雰囲気と相まって、ブルックリンスタイルの趣を漂わせています。 「スキップフロアの仕事場は最高のリモートワーク環境です。子どもがリビングで遊んでいるのを見守りながらも、落ち着いて仕事に集中できますし、すぐに下りてキッチンで食事の支度ができるのも便利。デスク前の窓から柿の木が見えて、四季の風情が感じられるのもいいですね」と奥さま。生活用品やかさばる家財はもちろん、散らかりがちなお子さまの玩具も「蔵」にサッと片付けられるから、「すっきりと暮らせて、ふいの来客時も慌てることがありません」とお喜びです。ダイニングの東側に配したピクチャーウインドウの高さと位置も絶妙です。外からの視線を遮りつつ、樹木の景観を採り入れています。「朝日が木漏れ日になって差し込み、木の葉のシルエットが美しく壁に映り込みます」とOさま。「暮らす」と「働く」をこだわりのインテリア空間で快適に両立させたお住まいに大満足されています。
室内との一体感やリゾート感覚が楽しめるテラスはインテリアに工夫しながらぜひ活用したいスペース。
今回は、そのポイントをご紹介します。
[東京都 成増展示場] 水平ラインをアクセントとしたモダンな外観デザインが目を引く成増展示場。大空間のLDKで目を見張るのが、ダイナミックな吹き抜けのダイニングです。見上げるとバルコニーに面した窓から空が広がり、思わず深呼吸したくなる開放感です。 続きのリビングは床を堀り下げたピットインフロアと折り上げ天井で3mの高さを出し、ゆとりを感じる憩いの場に。ピットインフロアにはカーペットを敷いて、別空間のような落ち着きを出しています。リビング南側の窓の外にはワイドなピロティがあり、地域交流を楽しむ場としても活躍しそう。北側に目を向けると、大開口サッシの外に雑木林のような庭が広がり、都市の暮らしながら別荘のような雰囲気が味わえます。吹き抜けから光と風を招く微気候デザインも採用。リビングのソファに座ると心地よい風を感じ、樹木の緑に心が癒やされます。 半階上がるごとに風景が変わり、寝室や書斎が現れる変化に富んだ空間構成もこの住まいの魅力です。2階はダイニングの吹き抜けを囲む開放的な設計が印象的で、上質感が漂う主寝室は、まるでラグジュアリーホテルのよう。壁を隔てた吹き抜け側にバーカウンターを備えたラウンジが設けられ、就寝前のひととき、階下を眺めながら優雅にドリンクタイムが楽しめます。さらに非常用備品もストックできる大収納空間「蔵」や、大型のファミリークロゼット脇に設けた家事スペースなど見どころ満載。内部に広がりを創り出す工夫で、住宅が密集した都市でも明るく開放的に暮らせる提案をしています。
キッチンは家事の場としてだけでなく、今やインテリアとしての役割も果たします。
今回は、そのポイントをご紹介します。
[埼玉県 Sさま邸] 江戸情趣あふれる城下町に白タイル張りのモダンなお住まいを建てられたSさま。 2階に広がる高天井のLDKは、住宅密集地でありながら光に満ちた暮らしができる配慮が施されています。隣家が迫る南側はアクセント壁で閉じて外からの視線を遮り、高天井近くに配した窓から採光。一方、北側の階段に面した壁はガラス張りにしてリビングに広がりを出すとともに、階段の窓からも穏やかな光を取り込んでいます。ダークな板張り天井やタイル張りの柱壁、黒のキッチンなどで構成した重厚感のある内装ながら、明るく開放的な印象で重さを感じないのはこうした工夫があるからでしょう。「階段の照明は、玄関ホールに誰かが入ると人感センサーで点灯するので、2階リビングにいても子どもが帰宅したのがわかり、『お帰り!』と声をかけられます」とSさま。 また、室内干しができる広い洗面所も2階東側に配置し、外干し用のバルコニーや収納を設けて、「洗う・干す・畳む・しまう」をスムーズに。上下階の移動なく、2階で生活が完結できるのも便利です。西側のガレージの上に設けたもうひとつの広いバルコニーは、LDKの延長として使える憩いの場。週末はテーブルを出して家族でバーベキューを楽しまれているそう。「夏はここでビールを飲んだり、プールを出して子どもに水遊びをさせています。屋根があるので、直射日光が当たらず快適ですね。コロナ禍で自粛生活をしていても、家の中に遊び場があるからストレスが溜まりません」とSさま。その笑顔が満足感を物語っていました。
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