case 16
つながりが楽しいLDK
自然に家族が集まり、過ごす
埼玉県Kさん・夫婦+子ども2人
子どもの成長に合わせ、家づくりを考えたというKさん。完成したばかりの住まいは、増え続ける家族のモノの収納にもこだわった子育て住宅だ。「生活の中心となる場所を明るくしたい」と、リビング・ダイニングと子ども室を2階に。子ども室は寝る場所、そして自分のモノをしまう場所で、リビングに子どもが勉強するためのスタディコーナーを設けて、常に子どもたちに気を配れるようにした。
リビング・ダイニングは、キッチンの上に位置する大収納空間「小屋KURA」の分、天井が高く、伸びやかな吹き抜け空間。バルコニー側の掃き出し窓に加えて、キッチンには大きな連窓。北側のトップライトからも、「小屋KURA」の窓を通って光が届く。
奥行のある「小屋KURA」には、雛人形や、季節物の衣類などをしまうだけでなく、本棚を設えてファミリーライブラリーとしても活用。災害に備える備蓄庫として水や食品を置いても十分な広さだ。「夫はここに模型のコレクションを飾りたいそうです」と夫人。
Kさんの住まいは、手彫りの風合いが豊かな白いニューセラミック外壁も特徴的だ。「重厚感のある外壁の雰囲気がよかった。凸凹した表情があるので、つい触りたくなりますね」と夫人。光や風の入り方や外からの視線を考えて、窓を配置。子ども室の3連窓も外観のアクセントになっている。愛着が続く住まいで、暮らしを楽しんでいる。
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小屋KURAと縦につながる吹き抜けを設けた開放的な2階のリビング・ダイニング。南北に開いた大きな窓から光が隅々まで届き、広がりとつながりの感じられる空間に
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リビング横のマルチスペースは子どもたちには絶好の遊び場。キッチンにいても目が届くので安心。埋め込みライトや間接照明で、室内をすっきりと見せている。
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北側のトップライトからの明かりに加え、リビング側にも大きな窓を設けて、暗くなりがちな小屋KURAにも自然光をとりこむ。
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玄関正面のアクセントウォールには調湿効果のあるタイル(エコカラット)を採用。そこに間接照明がやわらかな空間と高級感を演出している。
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表面に凹凸があり、手彫りの風合い豊かなニューセラミック外壁。窓の配置にもこだわった。外壁は玄関庇の下だけ色違いに。アプローチにつながるモザイクタイルも楽しい。
3LDK PLAN
- 延床面積
- 129.40m2(39.1坪)
- 敷地面積
- 123.27m2(37.2坪)
- 工法・構造
- 鉄骨ユニット工法(プレハブ)
- 竣工年月
- 2015年3月
- 販売会社
- ミサワホームセラミック