[三重県 Sさま邸]
「終の棲家」をテーマに、老後も生活しやすい平屋のシンプルなお住まいを建てられたSさま。周囲に住宅が建ち並ぶ環境に配慮し、エントランス部分にはルーバーを施すことで、プライバシーを確保。コの字のプランで外からの視線を遮って中庭を囲む明るく開放的な暮らしを実現されました。「中庭では私が作ったカップで娘と一緒にお茶を飲んだりしています」と奥さま。一方、敷地の北側は大きくあけて、将来車椅子でも行き来できる動線をつくりました。視線の広がりを意識した開放的なリビングは、ご友人にもご好評とのこと。壁面に天井までの収納を造り付け、FAXやプリンターは扉内にすっきりと隠しました。炉を切った和室は茶道をたしなんでいた奥さまの夢をかなえたもの。お茶を点て、お手前を楽しまれています。また、家事室は奥さまのこだわりに合わせて花柄の壁紙やシャンデリア照明でエレガントに演出。「インテリアコーディネーターの方が好みを理解してくれて、打ち合わせがいつも楽しかったです」とSさまに笑顔が広がりました。