熊本県 Mさま邸
Mさま邸は、「自分たちが思い描く心地よさ」だけを考えた住まいといっていい。「家の中でどれだけ愉しむことができるか」、そんなコンセプトでデザインされたMさま邸。長年苦労をともにしてきた奥さまへのご主人からのプレゼントだという。
ご主人が求めたのは、薪ストーブを置くこと、楽器のドラムを思い切り叩くことができること、そして大好きな車が風雨にさらされることなく置けることだった。 奥さまは、コミュニケーションを楽しみながらおもてなしのできるオープンなダイニングキッチンを希望。料理の達人として慕われる奥さまは、もちろん料理が趣味のひとつだ。丹精込めた料理を囲んで家族や友人と過ごす時間は、奥さまだけではなくご主人も大好きなのだという。
そんなご夫妻の要望を大胆なデザインで実現したのがMさま邸である。その特徴のひとつは、中央の中庭にある。この中庭をぐるりと囲むようにリビング、ダイニングキッチン、さらには寝室が配置され、あたかも回廊を巡る途中に部屋があるといった具合だ。
ご夫婦がもっとも多くの時間を過ごすダイニングキッチンは、L型キッチンにテーブルが連続しており、料理をつくりつつ会話も楽しむことができると好評だ。ときには友人たちで賑わうスペースでもあり、コーナーにはご主人が切望した薪ストーブもある。そこから眺める中庭は、四季の風情を添えてくれる。
またガレージに隣接した寝室には小さな窓があり、そこから2台の車を眺めることができる。ガレージの上は、ドラムが置かれたご主人の趣味の部屋となっている。
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