トップ - HomeClub特集 / ライフスタイルを考える - 大空間と大開口から大収納空間「蔵」まで多彩に実現できる空間デザイン
2022.01.14
木質パネル接着工法は、空間デザインの自由度が高いことも特長だ。では、実際にどんな空間がデザインできるのか。高い天井の大空間、大開口のある空間、スキップフロアといった立体的空間、大収納空間「蔵」など多彩なデザインが可能。一般的に、これらを実現するにはいくつもの高いハードルをクリアする必要がある。まずは剛性の高い耐力壁が必要ということだ。大空間をつくるには、その分、長尺の構造材が不可欠で、壁の面積が広くなるほど力が加わったときの変形量も大きくなる。ミサワホームの木質パネルは、高速の横揺れ振動を繰り返し加えるという実証実験で、木造筋かい耐力壁や鉄骨ブレース耐力壁などの耐力壁よりも変形量が少ないことがわかっている。加えて、最長で約4.2mというサイズの木質パネルを標準で用意していることもあり、大空間を余裕でデザインできる。
また、スキップフロアのような複雑な空間構成や、大収納空間「蔵」を設ける場合、大地震が発生すると、その部分に想定以上の負荷がかかる可能性があるため、構造体には変形しにくい強靭さが必要になる。ここはまさに木質パネル接着工法によるモノコック構造が活きるところだ。
こうした空間デザインに加え、天井高いっぱいのハイサッシを設けた大開口が可能なこともうれしいポイント。大開口を設けた大空間は、採光にも有利で大空間の奥まで光が入り、より明るい空間をつくることができる。ミサワホームの住まいでは、木質パネルも開口部も、必要となるサイズに合わせて部品が設計されているため、こうした造作が容易に可能だが、在来工法などではきわめて難易度の高い造作といえる。天井高についても、一般的な住宅メーカーでは、高さ3mを超えるようなときは床を下げるといった対応をする場合もある。必要な長さの木質パネルを用意しているミサワホームでは、床の高さを変えずに最大で約3.5m※1(1階)の天井高が設計可能だ。難易度の高い空間デザインを組み合わせながら設計できるのも、木質パネル接着工法による強い構造体が、木ならではの特長を最大限に活かせるからだ。
※1 プランにより異なります。
大きなモノやふだんは使わないモノもまとめて収納できる大収納空間「蔵」。圧倒的な収納力は、住まいの不満点で常に上位にランキングされる「収納力不足」を解決。居室は余計なモノを置かなくて済み、いつも広いままでフル活用できる。
※2 「蔵」「小屋KURA」は居室としての使用はできません。
スキップフロアのような複雑な空間構成や、高天井の大空間を設計するには、強靭な構造体が必要になる。実大建物振動実験を繰り返して世界最高水準の耐震性能を確認している木質パネル接着工法の住まいなら、安心して実現することができる。