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トップ - THINK LIFE / ライフスタイルを考える - 香りの力で心身の健康と暮らしのクオリティアップ

interview

香りの力で心身の健康と
暮らしのクオリティアップ

アロマ調香デザイナー®
齋藤 智子さん

その心地よさに加えて、
心や身体のバランスを整える
"香りの力"が注目されている。
暮らしのクオリティを高める
香りの活かし方を
齋藤さんに教えてもらった

  • すばらしい香りの力
    香りは約0.2秒で脳に伝わります。これは他の4つの感覚よりも圧倒的に早い。その理由は「嗅覚は生きるために必要となる原始的な感覚器だから」と言われています。危険を察知したり、食欲を刺激したり‥‥そういうことです。そして、脳に入った香りの情報は、自分では操作できない自律神経のバランスやホルモンをコントロールしてくれます。

    アロマへの注目が増しています
    香りには心地よさだけではなく、リラックスできたり、リフレッシュできたり、眠りが深くなったりする働きがあります。香りを嗅ぐことで、瞬時に脳が反応して、心と身体のコンディションを保つことができるのです。最近、さらに、暮らしを充実させる ために、アロマを使いはじめる方が増えていて、アロマが注目されています。
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  • ひとり時間のためにアロマを
    アロマ調香のレッスンを行っていると「家事や仕事が終わった夜に、自分のための時間を設けてアロマを楽しみたい」というお話をよく聞きます。なにをするわけでもなくて、その時間を設けて、気持ちを緩める、リラックスする、ちょっとした瞑想ですね。アロマをスイッチとして使うことで副交感神経が優位になり、深くリラックスすることができます。アロマの精油を垂らす、混ぜる。みなさん、そういうひと手間も含めて、ひとり時間を大事にしていますね。

    その場の空気を清浄に
    香りは見ることはできませんが、香りの薄いベールで空間をゾーニングしてくれます。それに、アロマの精油はどれも抗菌作用があるので、精油を少し垂らして「ふわー」とさせるだけで、その場の空気を清浄にしてくれるのです。

    日本人が好きな樹々の香り
    日本は森でできていて、日本人は幼いころから樹々とともに暮らしてきました。過去に嗅いだ香りは安心材料です。多くの日本人は、ヒノキ、スギ、マツの香りが好きですね。これらの樹々には、フィトンチッドが含まれていて、鎮静作用があります。好きな香りだとリラックスしやすいので、ウッド系はおすすめです。私が調香するアロマには、ほぼウッド系の精油が入っています。
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  • 子育てのサポートに
    お子さんは嗅覚が鋭いので、香りの力を活かしやすいですね。お子さんは、オレンジやゆず、レモンの香りが好きです。柑橘類は抗うつ作用があり、気持ちを明るくさせる働きがあります。朝起きて、そういった香りが漂っていると、それだけで元気になります。特にオレンジは朝に嗅ぐとリフレッシュできて、夜に嗅ぐと安眠によくて、使い勝手がいいですね。

    集中力を高めたいときは
    勉強をはじめるときにおすすめなのが、レモンやペパーミント、ローズマリーです。これらの香りを嗅ぐと、アクセルの働きを持つ交感神経が刺激されて、血流が良くなります。血流が良くなると、脳に新しい酸素が巡るので集中力が高まります。リモートワークのスイッチとしても役立ちます。

    風邪が流行っている時期には
    アロマセラピーには、芳香療法という意味があります。私は、風邪が流行っている時期には、子どもにティートリーをハンカチやティッシュに垂らして持たせています。秋のインフルエンザが流行するシーズンには、ティートリーやユーカリをティッシュに垂らして枕の下に入れています。香りを嗅ぐだけで、免疫力が上がりますから。
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  • 自分にとって心地いい香りを
    アロマをもっと楽しむためにも、自分にとって心地いい香りを見つけてほしいですね。みなさん、「アロマの精油は混ぜてはいけない」と思いがちですが、混ぜたほうがいいです。たとえば、ヒノキにゆずをブレンドするのもいい。香りには、揮発の早いものから重いものがあって、それをうまく混ぜ合わせると、深く豊かな香りになります。

    ご家族の香りをつくってみては
    ご自宅のインテリアや家族構成、雰囲気に合わせて、ご家族の香りをつくってみてはいかがでしょうか。アロマは個人的なものとして捉えられがちですけれど、インテリアやソファのように、ゼロをプラスにするように、居心地のいい住まいづくりのひとつとして考えていただくのがいいと思います。

    たとえば、来客の際に
    来客の際には、ゲストへのおもてなしに香りはおすすめです。玄関に入った瞬間から、すてきな香りを感じることで、ゲストの第一印象が変わります。香りは記憶に結びつきやすいので、楽しい思い出が残っていくのもいいですね。ぜひ、大好きな香りを見つけて、日々の暮らしを楽しんでください。
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齋藤 智子さん写真
齋藤 智子さん
京都で10代続く家に生まれ、幼い頃から親しんできた白檀の香りに魅かれて調香の世界へ。15年間で創作した香りは6,000種以上。代表作「TRANSITIONS」~ミラノで最も美しい空気~(Milano design award best technology賞)は、ミラノサローネで60万人の心を動かした。天然精油にこだわり、国内外で企業やホテル、ブランドなどのアロマ空間演出を手がけるほか、美術館での創香などアート分野の企画も多い。2013年より一般社団法人プラスアロマ協会を立ち上げ、アロマ調香デザイナーの育成やアロマ調香の普及に努めている。著書は「アロマ調香デザインの教科書(BABジャパン出版)」、「暮らしの図鑑 香りの作法(翔泳社)」

関連サイト
齋藤 智子公式ホームページ
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暮らしの図鑑 香りの作法
香りのプロとして、さまざまな香りを生み出してきた齋藤さんが、香りを感じる仕組みや歴史から奥深い香りの世界を手軽に楽しむためのアイデアを紹介。アロマの精油40種類の主な成分や作用、暮らしへの取り入れ方を掲載。もともと香りが好きな方も、これから香りを暮らしに取り入れていきたいという方にも役立つ。出版社/翔泳社 (2023/4/13)