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トップ - THINK LIFE / ライフスタイルを考える - 花一本から始まる 潤いのある暮らし

interview

花一本から始まる
潤いのある暮らし

duftオーナー
若井 ちえみさん

「好きな花を一本、飾るだけで、
暮らしに潤いが生まれます」。
花屋duftオーナーの若井さんに
"花が日常にある暮らし"の
魅力をインタビュー

  • 花がある暮らしの意味
    札幌で暮らしていたときは、ちょっと歩けば自然があったし、空も広かった。キャンプは行き放題ですし、気分が落ち込んだら、すぐに海に行ったり、森に行ったり、星を眺めに出かけてみたり‥‥。20代半ばで東京に来て、そういう自然が大事だって気がついて、そして部屋に花があることの意味に気づきました。


    duftを始めて11年目に
    30歳の節目に「duft(ドゥフト)」を始めました。「お花を飾る人が増えたらいいな」という想いがベースにあるので、花を一本から買っていただくことから歓迎というスタンスで花屋を続けてきました。私が、美術館が好きなので、無機質な空間に、すべての花がかわいく見えるように、どこを切り取っても美しく見えるようにレイアウトすることを心掛けています。なかなか100点は出ないですけど‥‥。
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  • 花を一本、部屋に飾るだけで
    duftはドイツ語で香りを意味する言葉なんです。香りには人の記憶を呼び覚ましたり、眠っている何かを目覚めさせる力があると思っているんです。花の存在が、語りかけてくるものは多いと思います。好きな花を一本、飾るだけで、部屋の空気が変わります。リフレッシュできますし、リラックスできますし、潤いが生まれます。

    始めてみることが大事です
    とりあえず始めることが大事です。そうするためにも、花を特別なことにすると一生始まらないので、まずは花を一本でいいので飾ってみてください。「部屋が汚くて‥‥」と言う方もいらっしゃるんですが、花を飾ったら「自宅をきれいにしよう」という気分になりますから。
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  • 自分の好きがいちばんです
    お勧めの花を聞かれることがあるんですが、花の選び方に正解はありません。人によって、その好き嫌いは違います。私の花の選択も、人によっては好きではないこともあります。洋服を選ぶように、自分の好きな花を選ぶのがいちばんです。「自分の好きを大切にして、いろいろ試して探していったらいいのかな」と思います。

    季節の花もお勧めです
    旬のフルーツや野菜を選ぶときのように、その季節の花から"好きな花"を選ぶのもいいですね。今しか楽しめない花を飾ってほしいですし、旬の花は状態がよいので、そういう意味でもいい。5月だったら、ライラックやシャクヤク、スモークツリーがお勧めです。夏に向かう季節なので、緑の葉がとても元気で、花とのコントラストが美しいですね。

    親子で花を買いに
    duftには、お子さまと一緒に来られるお客さまがたくさんいらっしゃいます。お子さまに選んでもらっているママやパパも多くて‥‥花選びはお子さまによって、さまざまですね。大好きな色で選んだり、目につきやすい形だったり、渋い花を選んだり。子どものころから、花を身近に感じることは、とても良いことだと思います。
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  • 花と花器で住まいをデザイン
    花を飾ることに慣れてきたら、花と花器をセットで住まいをデザインすることを楽しんではいかがでしょうか。インテリアにフィットする花と花器を選ぶと心地いいと思います。色のあるお花は、あえて色のある花器に入れるとより鮮やかに見えたります。花器と同じ色でもいいですし、反対色もお勧めです。料理と器の関係のよう花器を選んでみてください。季節ごとに花や花器を組み合わせることで、暮らしのなかに潤いが広がっていきます。

    キッチンや玄関にお花を
    花を玄関やトイレなどに飾るのもお勧めです。トイレは、ひと息つく場所ですけど殺風景だったりしますから、花があるとくつろげます。それとキッチンはいいですね。水替えの手間がかからないですし、花を眺めながら料理をすると気分が上がると思います。但し、花は熱が苦手なので、コンロなどから遠い場所に置いてあげてください。
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    ※花器作家 skin object

  • 好きな花屋さんを見つける
    一輪挿しから始めて、花のある暮らしを続けていくには、自分が好きな花屋さんを見つけてほしいです。花束の雰囲気が好きとか、かわいいと思う花が多いとか。そういう花屋さんが近所にあれば、花の鮮度もよいので、さらにいい‥‥。自宅でのお手入れや飾り方などのアドバイスをもらって、花を好きになってほしいです。

    日常の暮らしのなかに
    10年以上前に、ドイツでいろんな花屋さんやファーマーズマーケットを巡ったんですけど、路面で花がバケツに入って、気軽な感じで売られていました。どこの家でも花を飾る人が多かったですね。花に対して身構えず、花を飾ることを特別なことにしないでほしい。いつもの日常のなかに花がある暮らしを楽しんでほしいです。
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若井ちえみさん 写真
若井ちえみさん
北海道札幌市出身。美容学校を卒業後、札幌市内の花屋で働いたのち、独立を目指して上京。東京のフラワーショップで経験を積み、2016年に独立。現在は花屋duft(世田谷区梅丘)を営みながら、撮影やブランド展示会でフラワーコーディネーターとしても活躍。オンラインショップでは、ブーケやアレンジメントのオーダーも可能だ。
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