ログイン / 会員登録

▼リフォームをお考えの方

MISAWA HOME LOUNGE Reform

▼土地活用・賃貸経営をお考えの方

MISAWA HOME LOUNGE 土地活用・賃貸経営

トップ - THINK LIFE / ライフスタイルを考える - おうち時間を楽しむ!親子でボードゲームを

interview

おうち時間を楽しむ!
親子でボードゲームを

コロコロ堂 代表
岩井 俊憲さん

親子が向き合って、
遊ぶ時間は楽しくて貴重な時間。
初心者歓迎のボードゲームカフェ・
コロコロ堂の岩井さんに
その遊びの魅力をインタビュー

  • 楽しむ人が増えています
    昔からボードゲームのポテンシャルは感じていました。絶対におもしろいし、その魅力に気づく人が増えたら「人気は出るだろう」と確信していました。SNSなどの影響もあり、楽しむ人が増えていますし、幅広い層に、その人気が広がっています。コロコロ堂には、親子連れのお客さまもいて、お子さまが親を連れて来てくれています。児童館や学童クラブなどにボードゲームが置いてあって、その流れでもっと楽しみたいと思ってくれているようです。

    遊びながら人とつながれます
    1日じゅう誰とも喋らないとかは、いくら月日が経っても寂しさを感じると思うんです。ボードゲームは、遊びながら人とつながれます。遊んでいたら、自然にコミュニティの輪に入っていけます。コロコロ堂ではひとりで遊べるイベントを定期的に開催しているんですけど、友だちの輪は広がっていますね。
  • 写真3

  • 本気で遊びにのめりこむ
    僕は、妻と4歳の長女とボードゲームを楽しんでいます。1歳の長男は荒らすだけですね(笑)。本気で子どもが遊びにのめりこむことが貴重だと思っていて、教育的な目線は外すようにしています。子どもはゲームを始めてから一カ月もすると、ちょっと先を予測したり、親の顔を見てきたり、いろいろと工夫してきます。親としては、そんな成長がうれしいものです。

    勝ち負けの対処を覚えていく
    子どもは勝ちたい気持ちが強くて、平気でズルしてきたりして‥‥(笑)。ボードゲームをしていて思うのは、子どもは勝ち負けの対処が苦手です。負けたら泣いて怒ってしまう‥‥そうなるとその日のゲームは終わりにします。次の日に「今日やってみたら変わるんじゃない」と言うと、子どもが「うん、わかった」とチャレンジしてくれます。

    好きな言葉があります
    「カタン」の作者のクラウス・トイバーが「『また明日あなたと遊びたい』と、言われるようなプレイで遊びましょう」と言っています。僕は、この言葉が好きで、ゲームは勝ち負けも大事ですけど、それより大切なことは今日負かした相手と明日も楽しいゲームができる遊び方が重要です。勝ち方や負け方の作法‥‥社会性みたいなことを身に着けてほしいですね。
  • 写真3

  • お勧めのひとつは「きらめく財宝」
    お子様と一緒に楽しむゲームで言うと「きらめく財宝」があります。リングを取りながら、どの色の宝石がいちばん多く落ちてくるかを予測して、宝石を集めるゲームです。盤面に穴が開いているでしょう。リングをとるときに横にずらしたりして、いらない宝石を穴に落としたりして意地悪ができてしまうんです。

    子どもが勝つこともあります
    シンプルだからこそおもしろい‥‥このゲームは、大人が本気でやっても負けることがあります。その本気でやった大人に勝つことは、子どもにとっては快感です。そういうことが自然と起きるのは、いいゲームだと思いますね。これは5歳からが推奨ですが、家族で楽しめるボードゲームはたくさんあるので、お子さまの年齢や志向に合わせて、探してみるといいと思います。
  • 写真3

  • 写真4

    ※「きらめく財宝」/メーカー・HABA(ハバ, ドイツ)、国内版制作・すごろくや

  • 協力型ボードゲーム
    みんなで協力して結果を出すというボードゲームもあるんです。親と子どもが一緒の立場で、目的を達成する‥‥。勝ち負けがないゲームです。たとえば、これは「チーム3」。3人がチームで「見ざる、聞かざる、言わざる」を担当します。

    親子で一緒に「チーム3」を
    「言わざる」の人はジェスチャーだけで設計図の内容を伝えます。「聞かざる」の人は、そのジェスチャーを見て口頭で内容を指示します。「見ざる」の人は、目を閉じた状態でその指示を聞いてパズルを組み立てるんです。子どもが指示するんだけど、親が全然わからないみたいなシーンが容易に想像できて、おもしろいです。
  • 写真4

    ※チーム3/販売・ホビージャパン

  • ホームパーティーに大活躍
    ボードゲームはアナログなので、ゲーム機のような操作の難しさはありません。参加するハードルは低いので、ホームパーティーにお勧めです。ボードゲームがあれば共通の話題が無くても大丈夫ですし、初めてあった人でも距離が縮まります。それに、大人も子どもも素の姿が見えてきて、みんなで無邪気に楽しめるのがいいですね。

    自宅でのんびりする休日に
    「休日はお出かけしなければ」みたいな空気があると思っていて‥‥でも、自宅でのんびりする休日があってもいいと思うんです。そんな日に、ボードゲームはとても活躍します。リビングに家族全員が集まって、おかしを食べながらゲームを楽しむ。過ぎ去ってみたら「楽しかったね」と思い出す、そんな一日もいいんじゃないでしょうか。
  • 写真3

profile

岩井 俊憲さん写真
コロコロ堂 代表
岩井 俊憲さん
京都大学経済学部卒業後、銀行に入行しM&A業務に携わる。2年半の銀行員時代を経て、趣味であるボードゲームを通じて「人が集まってくる場所を作りたい」という想いで、2015年11月に世界各国のさまざまなボードゲームを楽しめるボードゲームカフェ「コロコロ堂」を上野御徒町に開業。2023年3月には秋葉原に2号店をオープン。初心者歓迎を掲げて、定期的におひとりさま歓迎のイベントを開催している。

関連サイト
コロコロ堂ホームページ