微気候デザイン

打ち水効果

緑陰部分への散水がもっとも効果的な打ち水

伝統的な住生活の知恵である夏の打ち水が見直されてきています。
打ち水は地面に撒いた水が蒸発することによって地表面の温度を下げ、そこからの熱放射を和らげる働きがあります。
下の熱画像は夏の午後打ち水をする前と後での温度変化を撮影したものです。
打ち水をすることで直射日光があたっている地表面温度は気温程度まで下がり、日射が遮へいされている緑陰部分はさらに温度が下がっていることがわかります。