エネルギーを有効活用して
平常時も停電時も、快適に暮らせる住まいを実現。
住まいに創エネや蓄エネを取り入れて、エネルギーをマネジメントする暮らしはもはや当たり前になりつつあります。これからは、さらに「太陽電池」、「燃料電池」、「蓄電池」の3電池を連携して、エネルギーをより有効活用する時代。ミサワホームでは、あらかじめ指定した一部の部屋のみにしか給電できない一般的な「3電池システム」ではなく、住まい全体へ給電できる「全負荷型の3電池連携システム」をご提案。これにより3つの効果が期待できます。1つめは停電対策。万一の停電時に発電所からの電力供給が止まっても、家中ほとんどすべての家電や照明に給電でき、ほぼふだんどおりに暮らせます。雨天や夜間で太陽電池が発電していない時でも、燃料電池「エネファーム」から発電・充電が可能。長期化する停電時にも安心です。2つめは省エネ対策。余剰電力の売電や蓄電池への充電により、発電した電気をムダなく活用でき、光熱費も軽減できます。3つめは環境対策。発電時にCO2を排出しない太陽電池やガス改質の段階でCO2が発生する燃料電池を活用すれば、環境に配慮しながら暮らせます。
「定格電圧」100V・200V対応(大型エアコンやIH等使用可能)/「最大出力」5,500W/「給電方式」全負荷給電(家中の照明や家電製品へ電力供給)/「エネファーム」蓄電池容量への充電可(停電時のみ)/「エネファーム」パワーコンディショナへ650W電力供給※1
万一の停電時にクルマと住まいをつないで電源として利用する、非常時給電システム「クルマde給電」。照明や家電など生活に最低限必要な電力を使用可能。最大電力1500W※2を供給できるので、停電が長時間におよんだ場合でも安心です。ほかにもミサワホームでは、V2HスタンドやEV充電コンセントなど、住まいとクルマをつないで電気を供給し合う多彩なシステムをご用意しています。
クルマを住まいとつないで電源として利用する非常時給電システム。あらかじめ住まいに専用設備を設置しておき、万一の停電時に外部電源用ケーブルでクルマと接続することで、電気を利用できます。冷蔵庫や照明、携帯電話の充電など生活に最低限必要な家電を利用できるシステムです。
「V2H(Vehicle to Home)」とは、電気自動車に貯めた電力を、住まいでも使用できるシステムのこと。たとえば、地震などの災害により電力供給が寸断されてしまった場合でも、クルマから電力を取り出して家庭の電力を復旧することが可能。また、太陽光で発電した電力をクルマで活用でき、エネルギーの自給自足をサポートします。
住まいの外壁などに取り付ける、EV・PHVの充電専用の屋外コンセントをご用意しています。コンセント扉を開けて電源プラグを接続する仕様。防水性が高く、プラグ止めロック機能もついているので安心です。また、モノトーンのシンプルなデザインのため、あらゆる外観・エクステリアデザインに美しく調和します。
屋根に設置された太陽電池モジュールは、吸収した日射エネルギーの一部を電気に変換しますが、残りは熱となり周囲に放出され、活用できていませんでした。ミサワホーム独自の「カスケードソーラーシステム」では、PV集熱モジュールで生じた熱を集めて温水床暖房として有効活用できます。昼間に集めた熱を小屋裏収納に設置した熱交換ユニットで温水に変換し、配管を通してLDKなどに設置された床暖房パネルに温水を搬送。床面を温めると同時に、蓄熱マットに熱を蓄えます。日没後に熱が少しずつ放出されるため、床面温度の低下を抑制し、断熱負荷を減少できます。ミサワホームは、さらなる室内の快適性向上と光熱費削減が期待できる技術として、当システムの実棟検証を進めています。
2022年4月、「住宅性能表示制度」において、住宅の省エネ性能を評価する「一次エネルギー消費量等級」が改正。新たに「一次エネルギー消費量等級6」が設定されました。等級6では、従来の省エネ基準(BEI≦1.0)を大幅に下回るZEH水準(BEI≦0.80)の省エネ性能が求められます。省エネ性能を表すBEIは、「基準一次エネルギー消費量」に対して実際に住宅で消費する「設計一次エネルギー消費量」の割合を示し、数値が低いほど省エネ性能が高くなります。ミサワホームでは、標準の90㎜木質パネルよりも高断熱の120㎜パネルを使用し、省エネ効果の高い暖房・冷房、換気、照明、給湯設備を組み合わせることで最高基準の等級6に対応できます。
※1 DC出力時
※2 車両が供給できる電力です。給電機能をお使いいただく際は、必ず各車両(トヨタ自動車)の取扱説明書をご確認ください。また電子レンジや電気ポットなど、消費電力の大きな機器を使用する際は、他の機器と同時に使用することは避けてください。また、1500W以下でも電気製品によっては正常に作動しない場合があります。