トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 暮らしの「片づかない」を解決!モノの定位置を決めて家族で共有
2022.02.24
玄関は意外とモノにあふれた場所だ。家族分の靴、傘などの雨具、ベビーカー......。さらにはクルマの鍵などの出かける際に使うモノや、宅配便の受け取りに使うペンや印鑑、非常時の避難に備える懐中電灯など。最近は衛生習慣への関心の高まりから外出時に着ていたコートや荷物を直接居室に持ち込まないよう心がけている人も多い。これだけの数のモノを受け入れなければならない玄関が、散らかりがちなのは無理もないこと。動線を考えた分散収納が、最も威力を発揮する場所の一つといえる。
ミサワホームでは、玄関に設けるファミリークロゼットやシューズクロゼットを提案。どちらも玄関にあふれるモノをしまいやすく、取り出しやすい。玄関にあるから、帰宅した家族が「片づけなきゃ」とがんばったりしなくても、自然と片づけられるようになる。土間続きのシューズクロゼットは、居室に持ち込みたくない汚れたモノもしまえるから、レジャーから帰宅したときに汚れたレジャー用品を一時的に置いておくといった便利な使い方も可能だ。玄関にある収納は下駄箱だけという家が少なくないが、実は玄関は収納を最も必要とする場所の一つだ。住まいづくりの際には、しっかりと収納計画を立てておこう。
コートや帽子、カバンなどをしまえるファミリークロゼットを「ただいま動線」に設ければ、外出・帰宅時に出しやすく、しまいやすい。玄関廻りがいつでもすっきり美しい状態に。
〉動線Point
「ただいま動線」上に設けられたファミリークロゼット。帰宅したら、コートなどはここを使うことで、服についた花粉やウイルスを居室へ持ち込むことも防止できる。
〉集中Point
玄関に設けた大収納空間「蔵」の入口。「蔵」にはガーデニング用品や自転車など、外に置きたくないモノの収納が可能。
シューズクロゼットがあれば、家族用の収納スペースとして靴、ベビーカーや雨具、アウトドア用品などを収納し、玄関は来客用の靴脱ぎスペースとして分けて使うことができる。
〉動線Point
玄関に設けられた壁付けのシューズクロゼット。帰宅してすぐにモノをしまえ、土間続きだから汚れたモノの収納もOK。
玄関廻りは意外とモノであふれがち。ちょっとした引き出しや棚があるだけで、かなりすっきりと片づけられる。家族用の伝言ボードなどを置けば、親子のコミュニケーションを促す効果も。
〉分散Point
自動車の鍵や、宅配便の受け取りサインに使うペンや印鑑、雨天の帰宅時に服を拭けるタオルなどをしまえるスペースを設置。外出時に必要なハンカチやティッシュなども、玄関の棚に家族それぞれのかごを用意しておけば便利だ。