トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 暮らしをより豊かにする独立性のある空間と家族が集う空間
2022.03.23
使用する壁紙は、壁や天井による反射音が過剰にならないよう、適度な吸音効果のある厚めで柔らかい布地クロスなどがおすすめ。広びろとしたリビングは、家族で小編成の弦楽合奏なども楽しめるだろう。大収納空間「蔵」を設ければ、大きな楽器もラクに収納可能。「蔵」の上に設けられたスキップフロアは、家族の演奏を聴く特等席。また、「蔵」上のスキップフロア自体も趣味の空間として活用できるため、家族の多彩な趣味を後押ししてくれる。
この他、絵画や手芸、陶芸といった趣味も人気だ。アトリエとなる空間づくりのポイントは、緻密な作業をするのに適した照明環境。明るすぎず、安定した適度な明るさがベスト。道具は、いつでもすぐに使えるよう、造り付けの棚を設けて収納しておこう。集中して細かい作業をするには、ある程度独立性のある空間が望ましい。水を使う絵画や陶芸なら、水栓を設けたり、水廻りの近くに空間を設計すると使いやすい。作品が撮影できるスペースを用意しておけば、SNSなどへの投稿もさらに楽しくなるはずだ。
家族みんなで使えるファミリーライブラリーも、暮らしに彩りを添える楽しみの一つになる。一人ひとりが本や雑誌を並べれば、お互いの興味や関心事がわかり、好奇心を刺激し合い、コミュニケーションも自然に活発になる。家族の思い出の写真を飾るのもいい。ソファなどを置くと、そこはゆったりと浸っていたくなるくつろぎの空間になる。造り付けの棚を書架に利用すれば、インテリアの美しさとしっかり調和するので、さらに心地よい空間をつくることができるだろう。
空間づくりのポイントは、音環境を整えること。高天井は音の響き方にもメリットがある。響きすぎないよう、厚めで柔らかな壁紙を選びたい。響きすぎる場合は、吸音効果のあるカーテンで調整を。
道具を収納したり、いつでも使えるように置いておけるスペースを用意。緻密な作業を行うので、照明にも配慮を。絵画や陶芸などは手を洗うための水栓を設けるか、水廻りが近くにある空間が便利だ。
ライブラリーはみんなが使いやすい場所に設けることがポイント。家族みんなが本を並べれば、お互いの趣味や関心事が理解でき、コミュニケーションのきっかけにもなる。椅子を置けるスペースを確保することで、さらに心地よく長居できる空間に。
従来のLDKのあり方にとらわれず、より自由に活用し、自分らしい暮らしが実現できる大空間として、ミサワホームは「シーズンリビング」を提案。大開口でつながる庭をアウトリビングとして活用できるなど、外との一体感による開放感も魅力だ。ゲストを招いたホームパーティなどに最適なだけでなく、普段の暮らしの中でも、家族一人ひとりがお気に入りの場所を見つけて、お互いの気配を程よい距離で感じながら、思い思いの楽しみを味わうことができる。