トップ - HomeClub特集 / 住まいのイメージをふくらませる - 設計段階のひと工夫でつくることの楽しみともてなすことの喜びを実現
2022.03.23
「食」の趣味の代表は「料理」。つくること自体はもちろん、もてなす楽しみも味わえる趣味だ。空間づくりのポイントは、みんなで楽しみながら料理や準備ができるキッチンを設けること。たとえば対面式のオープンキッチンなら、ダイニングの家族や仲間と会話を楽しみながら料理ができ、自慢の腕を振るう姿も披露できる。手際のよさをアピールしたいなら、調理道具や食材などに手が届きやすいコックピットキッチンがおすすめ。壁面に調理道具を並べれば、まるでプロの厨房のような雰囲気になる。つくった料理を撮影してSNSに投稿するという楽しみ方も増えているが、その場合には撮影用のスマートフォンなどが置けるスペースや電源を確保しておこう。
ミサワホームの住まいが得意とする高天井の大空間は、「食」の趣味にも最適だ。高天井は実際の広さ以上にゆとりが感じられるので、大勢のゲストを招いたパーティでも大らかな気分を味わってもらえる。加えて、リビングと大開口でつながる庭やバルコニーがあればアウトリビングとしても活用できるので、パーティはさらに楽しくなる。できれば、大皿が並べられる大きなテーブルを置きたいもの。また、リビングやダイニングをカフェスタイルで楽しみたい場合には、間接照明やペンダントライトなど照明を工夫すると雰囲気が演出できる。
大人数が思い思いにくつろげるダイニングやアウトリビングがおすすめ。大きなカウンターキッチンなど、ゲストが参加しやすいキッチンがあると、なおいい。ダイニングにカウンターがあれば、ゲストの皿が並べやすく、みんなで一緒に準備を楽しめる。
調理をしている姿がゲストから見えるキッチンなら、料理の腕を振るう姿を披露できるステージに。こだわりの調理道具などを壁面にきれいに飾るようにしまう「見せる収納」もポイント。最近は、道具が一段と映えるサブウェイタイルを使用したインテリアも人気だ。
雰囲気の演出には照明が重要。ペンダントライトや間接照明などで明と暗のコントラストをつけることで、空間がさらに落ち着いた雰囲気に。作業スペースとくつろげるスペースが近接していれば、準備しながら会話が楽しめ、コーヒーを淹れる待ち時間すら楽しい時間に。