千葉県 Aさま邸
タイで暮らしていたAさまがご帰国後に建てたモダンとエスニックが融合した住まい。緑豊かな約140坪の敷地には、クスノキの巨木がご家族の暮らしを見守るように立ち、つねに自然が身近に感じられます。建物の正面にはウッドデッキ、その右側にはタイル敷きのテラスを設け、外まわりも充実させました。 アジアンテイストのリビングは約17帖大。ダイニングより一段高い3.1mの天井高が開放感を生んでいます。この大空間を引き締めているのが透かしタイルを使ったアクセントウォール。アジアの古い寺院や宮殿をイメージしたものです。
心から自然とふれあえる工夫が盛り込まれたAさま邸。たとえば、和室には坪庭の眺めを楽しむ地窓を設け、シンプルな和室に景色を与えています。また、天井には代萩(だいはぎ)の自然素材を用いて涼やかな印象を演出しました。さらに、ステージのようなウッドデッキはお子さまたちの一番の遊び場。庭の自然を感じながらご家族でのびやかな時間が過ごせそうです。
2階はゆとりを大切にしたプライベートゾーンとしました。南側の主寝室と、階段を挟んで北側にある子ども部屋の間は、壁の一部をガラス張りに。それぞれの部屋にいながらお互いの気配を感じることができ、家族がゆるやかにつながります。夜間などはブラインドを下ろせば視線を遮ることも可能です。また、一般的に暗くなりがちな階段ホールも、居室の窓からの光が入るように配慮しています。
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