京都の名刹。その門前町に佇むZさまのお住まい。 墨色で統一された平屋の外観に窓は一切なく、余計なものをそぎ落とした静謐な佇まいです。ガラス扉を開けると、天井高が3m近くある大空間のLDKが現れます。正面いっぱいに開かれた8枚の大きな窓から広がる庭園の眺めは圧巻。外観の閉じられた印象との鮮やかなギャップに、訪れる人は皆、心を奪われることでしょう。子ども部屋の扉を木目調のアクセント壁と同化させて隠し扉にするなど、シンプルながら暮らしの豊かさが感じ られるインテリアにもミニマリストのZさまらしいセンスが息づいています。
窓のないモノトーンのファサード。既存の松の木が彩りを添える。
リビングの木目調の壁の一部が子ども部屋への隠し扉となっている。
オーダーメイドのテーブルを据えたダイニングキッチン。
3m近い天井高のLDK。庭園に面して窓が連なる。
玄関ホールのガラス扉から庭園の景色が見える。
既存の庭園を活かした平屋づくり。