悩み | 解決例 |
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暖房の効きが悪くて困っている | 天井の断熱 暖かい空気は上に流れるので、断熱性能が低い建物では熱が天井から抜けていきます。寒冷地でつららができるのは、天井からの熱で溶けた屋根の雪が軒先で冷やされるからです。屋根や天井の断熱を強化することで暖かい空気の流出を防ぐので、暖房の効きも良くなります。 |
足元の底冷えする寒さをなんとかしたい | 床の断熱 冬場の足元からの冷えを防ぐのには床の断熱が効果的です。省エネ基準が低かった1992年以前の住宅では床下断熱材が入っていない場合も多いので、特に外気に接するはり出し部分や1階部分の床をしっかり断熱処理をすることで、快適性がさらに向上します。 |
暖房を止めるとすぐに寒くなってしまう | 外壁の断熱 断熱材で住まいを包めば、暖まった空気が外に逃げにくく、廊下やトイレ、浴室などの極端な寒さも緩和できます。壁も外気と接する面積が広いため、断熱性能を高めることで、結露の防止や冷暖房の効率アップに大きく影響します。 |
押入れの天袋などから専用機械でキュービック状にカットした断熱材を吹き込むので施工は割と簡単です。天井の状態を問わず、隙間のないしっかりとした施工ができるのが特徴です。
台所の床下収納庫や和室の床から床下へ入って断熱材を施工するので、フローリングをはがすことなく工事することが可能です。
壁の中に断熱材を詰める内断熱工法(充填断熱)と、建物の外側から断熱材で包みこむ外断熱工法(外張り断熱)の2種類の工法があります。
外壁に使われる素材は、砂・セメント・水を混ぜたモルタルや、ボード状の外壁材であるサイディング、耐久性に優れているタイルが一般的です。それぞれに応じたリフォームがありますから、チェックしてみましょう。