普段以上に徹底チェック ―水廻り
家族みんなが毎日使う、お風呂やキッチンなどの水廻り。使用頻度が高いからこそ、問題が起きる前にチェックをしておきたいものです。大掃除に合わせて、洗面台やキッチンなどの「悪臭・水漏れ」と「浴室と脱衣室の境目」をチェックしましょう。
水廻りで悪臭がする場合、まず排水口回りをお掃除します。それでも消えない場合は、洗面台やキッチンシンク下の排水パイプをチェックしてみましょう。ナットの緩みや亀裂があれば、そこから悪臭が漏れているのかもしれません。これらは水漏れの原因にもなります。ナットが緩んでいると感じた時は、締め直しましょう。もし亀裂を発見した場合は、交換や補修の必要があります。
問題の起こりやすい部分に、「浴室と脱衣室の境目」があります。浴室から出た際に体に付いた水滴が垂れて、知らず知らずのうちに境目から床下に侵入するためです。浴室を大掃除する際はこの床の部分を足で押すなどで強度を確認しましょう。ちょっと押しただけで凹むようなら床材が腐り始めているかもしれません。気になるようであればリフォーム会社に相談してみましょう。
[準備するモノ]
プラスチックカード(不要になった下敷きなど)、レンジ用洗剤、古新聞、ぞうきん、手荒れ防止のゴム手袋
1.プラスチックカードで油汚れをかき取る
2.残った汚れを古新聞で拭き取る
3.レンジ用洗剤を換気扇に吹きつけ、ぞうきんで拭きとり綺麗に仕上げる
[準備するモノ]
浴室用洗剤、バスブラシ、ペーパータオル、漂白剤、手荒れ防止のゴム手袋
1.浴室用洗剤を吹きつけバスブラシでこする
2.カビが残ってしまう場合はペーパータオルを水で濡らし、カビの部分に貼り付ける
3.漂白剤を吹きつける
4.10分くらいたったらペーパータオルをはがし、シャワーで流す
[準備するモノ]
紙コップ、トイレブラシ、トイレ用洗剤、手荒れ防止のゴム手袋
1.洗剤が直接かけられるように、便器内の水を紙コップなどで汲み出す
2.黒ずみにトイレ用洗剤をかける
3.トイレブラシで丁寧に黒ずみをこすり落とす
タンクレストイレは、貯水タンクがないシンプルな形状なので、ホコリなどがたまりにくくお掃除が楽になります。また、一般的なトイレの1回の洗浄水量は約13リットル。しかし最新の超節水タンクレストイレなら約4リットル程度で済みます。年間の水道料金に換算すると約1万数千円の節約になる場合も。